北京2022オリンピック競技大会の全日本チームに帯同した理学療法士 徳富みずき先生に講演していただきました
令和4年4月22日(金)、函館市医師会看護・リハビリテーション学院の理学療法学科と作業療法学科の1年生および2年生にご講演いただきました。
講師の理学療法士の徳富みずき先生は、2022年2月に開催された北京冬期オリンピックのフリースタイルスキー モーグルの全日本チームのトレーナーとしてオリンピックに参加されました。
徳富先生は、理学療法士となってから長年スポーツ分野でのトレーナーとしてご活躍されております。更にこの度のオリンピックイヤーに先立ち、世界選手権などの多くのモーグルの競技大会にも帯同されています。また、ご自身が本格的にスキー競技に取り組まれていたことがスキー競技のトレーナーを目指す動機となったこともお話しされていました。
理学療法士である自分の知識と技術をどのように選手のために活かすのかや、トレーナーとしてオリンピックへの参加はどのような道のりであったのかなど、経歴や経験を基にお話ししていただきました。そしてほんの少しだけ、オリンピックの舞台裏などもお聞きできました。
世界の舞台で活躍する選手と渡り合い、またチームで協力して選手を支える徳富先生のお話に、学生が引き込まれるように聞き入っていました。同時に目標を定め最新の知識と技術を磨き続ける努力がとても重要であると、聴講した学生も理解したようでした。
また、講演後の学生の質問や感想が多く寄せられていました。徳富先生からも学生の質問に対し、ユーモアを交え、真摯にご回答いただきました。
徳富先生に質問をした学生の数名に、北京オリンピックのピンバッジのプレゼントもあり、とても盛り上がった一幕もありました。
一部質問や感想をご紹介します!
〇ナショナルチームのトレーナーになるのは、どのくらい英語力が必要ですか?
〇今勉強している「動作分析」が強みとなると聞いたので、意欲が高まりました。
〇トレーナーになるには、どのような環境で活動することが望ましいですか?
〇お話がとても興味深く、あっという間の90分だった。またお話を聞きたい!
当学院で理学療法士や作業療法士の資格取得をめざす学生たちが、更にその後のセラピスト人生について考えられる、とても貴重なひと時となりました。この度のお話は、全ての学生の心に残り続けることと思います。
徳富みずき先生、大変勉強になりました。ご多忙の中、当学院の学生のために、本当にありがとうございました!